
国際協力機構(JICA)発注の「ルワンダ国キガリ市都市交通改善プロジェクト」において、弊社・専門家が技術移転業務に従事しておりました。
当該プロジェクトにおいて、首都・キガリ市内の交通プロジェクト・ルワンダ全土におけるインフラプロジェクトの共有、また関連するGISデータのダウンロード機能を持つ『Rwanda Infrastructure GeoPortal』の整備、および運用指導を行いました。
途上国において、GISのベースデータ(行政界や道路ネットワークを含む)の共有は、管轄機関が多岐に渡るなどの現状から一元管理が難しいという課題を抱えている国が多く存在します。ルワンダ国では、JICA支援の下、これをソフトウェアのランニングコストがかからないオープンソースGIS(QGIS)で整備し、管轄機関であるインフラ省職員が自前で維持管理を行い始めました。オープンソースGISによるGeoPortalの整備は、東アフリカ諸国において初の取り組みであり、この事業がルワンダ国の横断的な情報共有の場として活用されていくことを願っております。

なお2025年3月に、ルワンダ国インフラ省ウェブサイト上にて、『Rwanda Infrastructure Geoportal』が公開されており、以下URLからアクセスいただけます。
※Rwanda Infrastructure GeoPortal
https://geoportal.mininfra.gov.rw/about-us





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